夏野菜2020
今朝、長男くんが収穫した、まだ食べられない虹色のミニトマト。
まだ色の名前もわかりません。
「それはまだはやいよ!」と言われても、分かるはずもなく。
気がつけば頬張っているので、油断できない。
畑に夏野菜を植えたのは、まだまだ寒さを感じる4月頃。
土は、真砂土に一回だけ牛糞堆肥をすきこみ、適当に石灰をまいただけの状態でした。
堆肥をすきこむだけで一苦労。
バサバサの土。
「この土で育つのかな…」と半信半疑だったので。
畝間は狭く。
植え付ける位置も、収穫するときのことなど一切考えませんでした。
しかも、大雨が降ると写真のように池になります。
しばらくの間は気温が上がらず、育ちが悪かった。
5月にもならないうちに、虫か何かにやられてキュウリやトマトが枯れていきます。
ナスの葉にもアブラムシがびっしり。
お父さんもおよめさんも、「これは、今年はだめかな…」と諦めモード。
それでも、枯れた苗は引っこ抜き、ホームセンターで安い苗を買って植え付け直して…
ただ諦めるのももったいない気がして、一応スペースに空きがないようにはしておきました。
それが、気がつけばこの状態。
完全に、育った。
トマトは4株植えて、さっそく2株枯れてしまいました。
最初がそんなスタートなので、脇芽の摘芯なんかするはずもなく。
育ちたい放題に育った末路がこれです。
あちこちに枝を伸ばし、根をはり、実をつけて、もはや制御不能。
なんとか無理やり支柱で囲って、一番下の実を土から離すことはできました。
キュウリもはじめに3株植えて、ほとんど育たずネキリムシにやられました。
「またやられるかも…」と思いつつ、“大きく育つ”というふれこみの苗を選んで適当に植え付けたら、この状態に。
はじめは2、3枚しか葉がついてなかったのに。
隣近所を侵食しまくり。
もはやどこまでがキュウリでどこからがナスなのかも分かりません。
キュウリの隣に植えたオクラも、株分けせず適当に植え付けました。
見事に全部大きくなりました。
シシトウ。
並べて植えたピーマンと一緒に枯れかけていたのに。
実をつけまくり、今では食べるのが大変なほど収穫できます。
育っていくのを見るのも楽しいですが、やっぱり収穫までたどり着けると嬉しさが違います。
子どもたちも、苦手な野菜を大喜びで収穫します。
食卓に出れば、苦手でも喜んで食べます。
少しだけなら。
ピーマン。
うちの子たちにとっては鬼門ですが、みんな少しずつ食べられました。
ナス。
アブラムシ撃退スプレーがきいたのか、どんどん大きくなりました。
子どもたちの一番人気。
おいしそうに見えるのか、長男くんは青いうちから収穫しようとします。
赤々と色づき出しました。
きれいで嬉しくなります。
オクラはまだこれから。
真夏の楽しみ。
トウモロコシ。
いい感じで大きくなりました。
実もちゃんとついていました。
こちらも子どもたちに大人気。
無事に収穫できてよかった。
この調子なら、真夏に向けて何回も収穫できそうです。
その都度、子どもたちの喜ぶ顔が見られます。
買った野菜も美味しくていいですが、我が家の家庭菜園の醍醐味はここにある。
頑張って耕す甲斐がある。